人生は暇つぶし

人間の一生はただの暇つぶし。どうせ暇つぶしするなら、より楽しく、面白くすれば幸せ!そんな暇つぶしのための「心技体」をシェアしているブログ。毎朝8時更新!

「改善した方がいいところ」を伝える意味があるか?

「あなたのこういうところは直した方がいいよ」 こういった評価の仕方や、指導の仕方、チームビルディングの仕方がある。 改善した方がいいところを伝えることに私自身はそれほど意味があるとは思っていない。 画一的な労働システムで価値のある評価システム…

「考えない人」が増える理由と思考停止しない対策

全ての情報は、共有し並列化した段階で単一性を喪失し、動機なき他者の無意識に、あるいは、動機ある他者の意思に内包化される。 作品を知って、誰かのクチコミ・レビューを見て、それを自分の意見と同じだと思い、他者に共有する。 共有する手段は「いいね…

ネガティヴ人間とポジティブ人間のどちらが良いか?-中編-

ネガティヴ人間、ポジティブ人間は相対的な感覚か? 「ここまで来たら行くでしょ!」 雨の高野山で仲間が発した言葉だった。トレイルランニングという山走りを趣味にしていた私は、高野山から熊野大社までを最短距離でつなぐ小辺路という道を走り出そうとし…

ネガティヴ人間とポジティブ人間のどちらが良いか?-前編-

ポジティブは良いこと。 そんな風に勘違いしている人はいないだろうか?「あの人ネガティヴだよね〜」って聞くと、悪い印象を受けたりするし、そう言ってる人も悪い意味で発言していることが多い。 実はポジティブかネガティヴかで、良い悪いなんてなかった…

チームのレベルが低いのはリーダーのレベルが低いから

チームのレベルはリーダーのレベル。 もしチームのレベルが低いとか、チームの成果が出ないとか、チームメンバーのレベルが低いとか、そういった課題があるなら、それはすべてリーダーのレベルが低いのが問題なのだ。 チームを率いている人たち(リーダーや…

本を読む人と読まない人の違い-後編-

私が本を読むようになった1つの体験 大学生の頃もそうだが、就職してからもしばらくの間は読書はそれほどしていなかった。 2006年に「チームバチスタの栄光」が上梓されてから海堂尊にハマり、他にも森博嗣や伊坂幸太郎にハマったりで、ミステリー小説はよく…

人は理屈ではなく、感情で意思決定する生き物

人間は理屈ではなく、感情で意思決定する生き物だ。とある会社でのこと。新製品の商品Aと商品Bのどちらかを販売することになった。誰がどう見てもBの商品の方が売れそう。だけど、Aを販売することになった。理由は、Bを作った奴のことをみんな嫌っているから…

本を読む人と読まない人の違い-中編-

幼少期を思い出すと図鑑を良く見ていた。図鑑を見て、虫や花や動物の名前を覚えたり、絵に描いたりしていた。恐竜の図鑑にもハマっていて、小学生の頃は「週刊 恐竜サウルス!」を毎週買っていて、付録で少しずつ付いてくるティラノサウルスの骨の模型のパー…

本を読む人と読まない人の違い-前編-

本を読む人と読まない人ではビジネスでの成果が圧倒的に違う。 天才的なビジネスの才能を見せる人は別として、本を読んでいない人は話す言葉や内容で高い知性を感じられない。(高い知性とは、磨かれた知覚と鋭く速く多角的な思考によって担保されているもの…

「否定しない」を否定している自分を否定しない事はできるか?

「他人を否定しない」という教えがある。 マネジメントに関する書籍には大体これが書かれている。社会福祉の相談援助の大原則でも「全受容」という言葉があって、否定せずに関わることがデフォルトとしてある。 「他人を否定しない」を実践するときに、それ…

「フランス料理しか食わない人」を探し求めるフランス料理屋

私たちは消費者からモノやサービスを売る側に回った途端に、180度物事の見方が変わってしまう。 それは提供者側にとっては非常に悪い方向に働く変化であって、できればそういったことは起こらない方がいい。 だけど、そうなってしまうのが常。そのことを知っ…

前提条件が違うとチームはワークしないよねって話

とあるチームのワークショップの企画会議。発起人と私を含めて5人のメンバーが参加していた。 そのチームのメンバー同士がもっと相互作用しあって、お互いを高め合い、もっと大きな成果をあげられるチームになるというのが大目標。 今回のワークショップはそ…

疑問に思うことが高い知性を磨く

とあるビジネスチームとのミーティングで、非常に興味深い体験ができた。 2021年の7月はオリンピックのために4連休がある。この4連休でどんな風に消費であったり、人出の動きに変化があるのかは、ビジネスをやっていれば当然気になるところではある。特にtoC…

分析とは比べること

多面的に見るという話の中で、お米を「穀物」、「乾物」、「野菜」として考えてみることを書いた。それぞれの時でお米と比べるものが違っていた。穀物の時は、小麦や玉蜀黍(とうもろこし)など。乾物の時は、切り干し大根や乾燥ワカメなど。野菜の時は、白…

「デザインするとは」を考えてみる

(サグラダ・ファミリア内部/引用元:世界遺産ハンター.com https://世界遺産ハンター.com/spain/sagradafamilia/ ) 「デザインする」とはなにか? デザインとは設計だったり図案のことだ。 ケンブリッジ辞書だと下記のように意味が書かれていた。 to make o…

多面的に見る

因数分解をしてみるとある一面からだけの深堀になってしまい、偏った認識を持ってしまう可能性が高い。なので、無理やりにでも多面的に見る必要がある。多面的に見ることでフラットに物事を見れるようになるし、そのものがよりよくわかるようになる。知覚の…

対内の事情で成果が出せないということは良くあるけど、無い方がいい

人間は論理ではなく、感情で意思決定する生き物だ。 とある会社でのこと。 新製品の商品Aと商品Bのどちらかを販売することになった。 誰がどう見てもBの商品の方が売れそう。 だけど、Aを販売することになった。 理由は、Bを作った奴のことをみんな嫌ってい…

陳腐化したものにしがみつく奴よりも捨てられる奴は強い

長らく慣れ親しんできて、時間も金も投資してきたものを簡単に捨てることはできるか? 多くの人が恐らく出来ないのだが、出来ないと結構しんどかったりする。 産業革命が起きたのは1760年代のイギリスだった。紡績機や蒸気機関、製鉄技術の発達によって、イ…

体験の機会を奪われた社会は共感を失う

Twitterで発見した一枚の画像。 本当にこんな社会になっているので笑える。 この画像を見た瞬間に「マトリックス」を思い出した。 人間はバーチャルな世界で生きていて、現実では人間電池として機械の養分になっている。 「マトリックス」まではいかないにし…

僕たちは所詮、茶番劇の社会で暇を潰し続けるだけ

新型コロナという世界規模の茶番劇が始まってから、もうかれこれ1年半ぐらい。 恐れるほどのリスクもない新型コロナを無意味なワクチンで決着をつけようとしている。 茶番劇に気付く者もいれば、なにも考えていない者もいれば、受け入れる者もいるし、積極的…

思考力の基本は因数分解にある

因数分解とは中学3年生の数学で習うもので、ある式を掛け算の式に変形させることをいう。(めちゃくちゃ簡単に言うと) 例えば、15+20は5*3+5*4という式に変形できる。この式は5(3+4)に変形できて、これを因数分解したという。 で、15を分解すると5と3に分…

「ある」と「ない」の視点

人は「ない」視点に陥りやすい。 時間がない。お金がない。才能がない。スキルがない。人材がいない。リソースが足りない。 不足を探し始めるといくらでも見つかる。 でも、時間が無いという人は本当に時間がないのか? 朝起きた私。仕事が始まるまでに、散…

好奇心を殺すとバカになる

ビジネスで成果を出す人に共通してあるものが「好奇心」なような気がする。 会社に雇われている人であれば、自社の売上や利益が自分のお給料に反映される。だから、どれぐらい売上があるのか。利益があるのか。それはどれぐらい成長しているのかって気になる…

「否定しない」付き合い方

若手ビジネスマンからの相談 「マネジャーってどんな人がいいと思いますか?」 とある若手ビジネスマンから受けた相談。話を聴くと、その人のチームのマネジャーは否定から始まり、否定で終わるそうだ。 だからか、ミーティングでそのマネジャーがいる時はメ…

「宇宙から見る」という忘れてはならない視点

どんなものでも2つの面がある。大きいと小さい。明るいと暗い。高いと低い。広いと狭い。強いと弱い。男と女。右と左。上と下。 高い知性を身につけていく上でも非常に大切な法則だ。陰陽の法則とでも呼ぶことにする。 繰り返すが、手詰まりを起こさずに活…

失敗。それは高い知性を身に着けるために必要なこと

高い知性(知覚と思考)を身に着けるために、幅広い基礎知識を身につけようと前回書いた。 ただ、知性を磨く目的で知識を身に着けるにあたって、必要な体験がある。それが「失敗」だ。 わざわざ失敗する必要はないのだが、まぁ失敗もするでしょってぐらいの…

知らないことを知らない罪深さ

先日、とある器の骨董品屋に伺った。器の知識などまるでない私が見ても、どれが良いか悪いかも判断がつかないものだった。 店主に話を聞いてみるのだが、なにを聞いていいやらわからず、器の魅力がよく分からずじまいで店を出た。 結果、「というかどれが骨…

課題発見や課題解決できないビジネスパーソンにならないために

ファシリテーターとして参加しているあるプロジェクトのミーティングでのこと。 実際に主体となって動いているメンバー2人から、ほぼ意見が出てこない状態だった。 「ここが課題に感じる」とか、「こういったことを解決したい」とか、「これをすれば上手くい…

体験により知性は磨かれていく

ドラゴンボールから学べる原理原則を解説。 その2。 ブルマと出会ったばかりの悟空は、いわゆる世間知らずだった。 文明とは関わらない世界で生きていた野生児の悟空は、車もテレビも電気も知らなかった。 女性に会うのもブルマが初めてというぐらいなので、…

「ピッコロが死ぬと神様も死ぬ」からわかる原理原則の話

暇つぶしに勝手にドラゴンボールの解説でも始めてみる。 ドラゴンボールには、ピッコロ大魔王というナメック星人のやばい奴が登場する。 登場時には、ピッコロの手下にクリリンが殺されて、悟空も倒され、その強さに作中のキャラたちはもちろん、読者も恐怖…