【転職】プレイングマネジャーなんてクソ役職がある会社は組織として無能だからやめておけ【就活】
就職しようとしている会社でプレイングマネジャーなる役職がある会社はやめておいた方がいい。
そんなクソ役職がある会社は組織として無能な会社なので、機能不全に陥っている可能性が高いし、十中八九で組織としての成長が止まっている。
そもそもマネジャーの仕事とは何か?マネジメントとは「調整」をすることなのだ。全体最適化を図り、人的リソースはもちろん、時間、金、ツールや設備を目標達成のために最適化できるように分配、調整するのが役割だ。
このマネジメントが機能しなければ組織としてのまとまりは無くなるし、合理化も出来なくなるし、どいつもこいつもプレイヤーなので、組織としての成長は良くも悪くもプレイヤーレベル止まりとなる。
例えば営業組織でのプレイングマネジャーは、部下と同様の数字目標を持っている。自分の数値目標を追いかけながら、部下の数字も達成させなければならない。これをするとどうなるか?
プレイングマネジャーが数字を達成する場合は部下から「あいつばっかり良い案件を取っている」と妬まれ、逆に数字が達成しない場合は「口ばっかり偉そうに言って、自分は全然営業力ねぇじゃん」と思われる。それなら全員同じぐらいの数字になるように調整したりすれば優秀な人材が会社を辞めていく。
つまり、良いことがないわけだ。
さらにプレイングマネジャーには決裁権も余り与えられないことが多い。特にお金が使えないパターンだとチームとしてやりたい事ができなかったりする。これも由々しき問題だ。
そして、人材の成長、組織の成長も止めてしまう問題もかなり深刻だろう。プレイングマネジャーになれるぐらいの人材なので、それなりに優秀に違いない。酷い組織だと、30人束ねようが50人束ねようが100人束ねようがプレイングマネジャーやっているところもあったりする(これは嘘の様なマジな話)。それほど優秀な人材に昨日今日入ってきた新人と同じ仕事をやらせるのもプレイングマネジャー制度のクソなところである。もう笑けてくるだろう。
これでは組織として成長しないのは当然のことだ。
例えば30人の組織であれば2人組の組み合わせが何通りになるかご存じだろうか?
これはなんと435通りにもなる。
この組織をマネジメントしようとした時に営業数字を追いかけながらできるなら、聖徳太子も驚きの能力を身につけているに違いない。
逆を言えばそれほど優秀な能力を本来割くべきところに投下せずに無駄に使ってしまっているとも言える。
HUNTER×HUNTERに登場するヒソカがカストロ戦で呟いた一言。
「キミの敗因はメモリのムダ使い」
まさにこれだ。
プレイングマネジャーなんてクソ役職がある会社ではムダ使いされて優秀な人材が腐っていってしまうのだ。