【最近見つけたアホの話①】分析の基本も理解していないのに比較できているつもりのアホ
暇つぶしに最近見つけたアホの話をしてみる。
賢明な読者はぜひこういったアホにならないようにしてもらいたい。
そのアホはこんなことをツイートしていた。
数字がまともに読める人や、分析とはなんたるかを知っている人であれば、こやつがいかにアホか良くわかると思う。
一見、同じ基準で示されたようなこれらの数字は、ま〜ったく関係の無い数字を並べている。こういったアホな比較を見た時に、ただただ「新型コロナワクチンのアナフィラキシー」が20万分の1であることが少ないかを言いたいがための意味のない比較だと気づけるかどうかが、アホに騙されない賢明な人間になれるかどうかの境目であろう。
インプットする情報をニュートラルポジションで見れるかどうかが重要なわけだ。
そもそも比較というのは、母数が同じでなければ比較にならない。このアホの比較だと、例えば「肩こりに悩む人」と「スノボで骨折」などというのが、「日本国民のうち」とか「世界人口のうち」とか「東京都民で」とか、母数を揃えないことには何の意味も無さないわけだ。
これを揃えなければ、「新型コロナワクチンのアナフィラキシーは少ない」という結論を伝えるために、都合の良い数字をいくらでも出せる。
分析をする時に比較する数字の軸を揃えるのは基本中の基本であり、どれだけ無能であってもこれだけはできることである。
この軸を揃えない奴はただの詐欺師であって、どうやら医者にこういう輩は多い様だ(笑)
まぁ、まともに数字を読めない日本人が腐るほど多いので、こういう詐欺師に騙される奴がたくさんいるのがまた笑えるところ。日本が本当に救いようのないカスな証拠だな〜とよくわかる。
ちなみに全日本人口のうち、59歳以下で新型コロナウイルスPCR検査陽性反応が出たのちに死亡した人は25万人に1人である。
まぁ、アホにはわからん数字ですな。