営業をしなくても良くするのが営業マンの真髄
「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」
新規開拓営業って大変で難易度も高い。社会に革新的なイノベーションを起こすようなものでもそれは同じだ。開拓を進めれば進めるほど、どんどん客は減っていく。アーリーアダプターやアーリーマジョリティまでは割りかしイージーでいいが、後発で契約を結んでくれるレイトマジョリティや頑なに新しいテクノロジーの導入を拒むレガートなんて本当に厳しい。
しかし、新規開拓が進めば進むほど、そんな奴らばっかりが残ってしまう。
当然、競合他社もそこに対しての新規開拓に苦戦しているのだから、そこのパイを奪えればそれほど素晴らしいことはないだろう。
ここで重要となってくるのが力学。
手に入らないから欲しくなる。
売りつけられる物は買う気が失せる。
こういったものは全て力学であり、原理原則だ。
押す人がいれば、押される物が必ずある。
追う人がいれば、逃げる人が必ずいる。
戦わずして勝つ。
なぜInstagramをこれほど多くの人が勝手に使うのか?
なぜGoogleを皆んなは使うのか?
誰にも営業をかけられていないのに使ってしまうのはなぜか?
戦わずして勝つ理由はそこにある。
営業マンの真髄もそこにある。