適切な手段をハイレベルに実行できる能力 その3
適切な手段をハイレベルに実行できる能力とは、
課題を発見し、課題を解決する能力のこと。
前回まで課題発見能力について書いてきたので、
今回は課題解決能力について書く。
課題解決能力とはなにか?
・どうやって課題を解決するかの方法を考える能力
・その方法を実践できる能力
この2つだと私は考える。
コンビニをはじめて、1日来店目標100人に対して10人しか来ないとして、
どうやって90人増やすのか?を決めるのが一つ目の能力だ。
チラシをまくのか?
ネット広告を利用するのか?
店前で呼び込みをするのか?
商品を割引して販売するのか?
友達にクチコミをお願いするのか?
色々な方法があるけれども、なるべく最短で低コストで最高の成果を上げたい。
仮にチラシをまくと決めたとする。
じゃあ、どんなチラシをどれぐらい、どの地域にいつ誰がどうやってまくのかを決めないといけない。
これも当然、なるべく最短で低コストで最高の成果が上がるようにしたい。
その方法が決まったとして、今度はそれを実際に行動に移さなければいけない。
自分でチラシを作るとして、ハイクオリティなチラシが作れるのか?
自分でチラシをまくとして、予定枚数を期限までに配り終えれるのか?
こういったことが2つ目の実践能力だ。
ビジネスの現場では常に、目標を設定し、現状を把握し、目標と現状のギャップから課題を発見し、その課題を解決するための施策を考え、その施策を実践するというサイクルが回っている。
このサイクルをハイレベルに実行できる本質的な力は、幅広い知識と、それに裏付けされた「鋭い知覚によるインプット」と「細かい因数分解や多面的に物事をとらえる思考によるアウトプット」と、そもそも自身が設定しているビジョンなのだ。