無能はイメージで語り、有能は真実を語る
イメージで語る人がいる。
イメージで語る人というのは論理的・科学的に物事を考えられないし、歪んだ形で世界を見ているし、真実と事実と意見を分けて考えることもできない、要するに馬鹿なので、本当にイメージで語るのは今すぐにやめた方がいい。
例えばこのツイート。
「相当数」とか「すごく少ない」という言葉が出てきている。
ビジネスでもこういう風に、報告・共有・相談・提案してくる輩がいるのだが、本当にやめてほしい。
例えば「多い・少ない」という言葉。この言葉だけでは、ただの主観的な意見でしかない。人によって多い・少ないの基準は違うし、イメージするものも変わってくる。人間は相対的にしか物事を理解できない。なので、何に対して多いのか、少ないのかを示さないとお話にならないわけだ。
例えばワクチン反対派の人を数えてみたら、確認できただけで100人いるとする。
この100人が多いか少ないかは、比べる数字によって変わる。こんなことは小学生でもわかるが。
ワクチン賛成派が1000人いれば少ないし、逆に賛成派が2人しかいなければ多いとなるわけだ。
多い少ないを語るには、具体的な数字と比較している対象を示さないと「本当にそうなのか」がわからない。
でも、仕事ができない無能なバカは数字を示したり、比較したりせずに自分のイメージだけで「多い・少ない」みたいな言葉を使ってしまう。誠に残念だ。
始まりは「100人もいるのか多いな」でもいい。ただ、そこから「本当に多いのかな?」という疑問や好奇心や探究心が生まれてこないのは不味い。思考停止しているからだ。
有能な人はイメージで語らずに「本当にそうなのか?」を追求しているので、イメージで語る奴と出くわすと、「あぁ、こいつ無能な馬鹿だな〜」と瞬時に判断できてしまう。
イメージだけで語らずに、本当にそうなのか?と事実ではなく真実を追求できる人はやはり有能だな〜。