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「デザインするとは」を考えてみる

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サグラダ・ファミリア内部/引用元:世界遺産ハンター.com https://世界遺産ハンター.com/spain/sagradafamilia/ )

 

「デザインする」とはなにか?

 

デザインとは設計だったり図案のことだ。

ケンブリッジ辞書だと下記のように意味が書かれていた。

to make or draw plans for something, for example clothes or buildings 

引用元: DESIGN | meaning in the Cambridge English Dictionary

 

家をデザインするといえば、家を設計することをいう。

どんな家にするのか、どんな工法で建てるのか、そういうことだろう。

 

どうせデザインするなら良いデザインをしたいものだが、

良いデザインとはどういったものだろうか。

 

好みにもよるだろうが、私はシンプルであることが良いデザインの条件だと思う。

 

シンプルとは、それ以上足す必要もなく、それ以上引くこともできない状態。

この状態にデザインされているものは、良いデザインだ。

 

 

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葉。

光合成をして、蒸散や呼吸をする役割を担うのに、これ以上なにかを足す必要があるだろうか?

もしくはここから引く必要があるだろうか?

完璧なデザインなのだ。

 

 

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水。

海から雲になり、雨となって地上に降って、川や地下水となって海に戻る。

地上にある間は生命の渇きを癒やし、海では生命を育む。

水がこの世界を巡るフローに足し算や引き算が必要だろうか?

 

そんな風に足し算も引き算も必要ない状態にデザインされたものが良いデザインであり、「デザインする」と呼ぶにふさわしいものだと思う。