「売りたきゃ売るな」って本質をついてるな
あなたは逆張りができるだろうか?
ダイエットの商品を扱っているとすれば、多くの人はデブにその商品を売ろうとするだろう。
じゃあ、デブに声をかけて本当に売れるかというと、これが全然売れないのだ。
「あなたデブですね。ダイエットしませんか?この商品使えば痩せますよ」
これほどまでにストレートに言わないとしても、あらゆるセールストークは要するに同じことを言っている。
デブからすれば腹立つセリフだろう。
バカを賢くする商品はどうだろうか?
「あなたバカですね。この商品で賢くなれますよ?どうですか?」
これではどう考えても売れない。
むしろブン殴られるだろう。
本当にダイエットする人は既にある程度痩せている。もしくは美しい人、オシャレな人。
本当に勉強する人は既に知識もあって、物事を知っているが故に知的欲求も高く、もっと賢くなりたいと思っている人なのだ。
なので、どんな商品も「売りたきゃ売るな」ってなるわけだ。
本当にデブな奴とか、本当にバカな奴は、本当にダイエットする人や本当に賢い人が使っているのを見て、評価を聞いて、それから勝手に買っていく。
そして、「あれは大して効果ないよ」とボヤく。
まぁ、いわゆるただの養分なのだ。
こんなただの養分に必死になって売りつけても意味はない。
で、この「〇〇したきゃ〇〇するな」は結構本質をついている言葉。
「健康になりたきゃ健康になるな」とか、まさにそうだろう。
症状を薬で止めて病気を治そうとしたりするが、実は症状が出るのは身体の免疫システムが正常に働いている証拠=健康なので、これを止めたりしてはダメなわけだ。
薬やワクチンがいかにトチ狂ったものか理解できない奴らが多いのは、営業もろくすっぽできない奴ばかりなのが世の常なので、そりゃそうだな〜といったところだ。
恋愛でも同じだ。
相手に好きになってもらおうとして、必死に自分を売り込んだら逆に嫌われてしまう。
好かれたいがために、LINEを必死に返信したり、連続で送りまくったり、自分の良いところばっかり伝えても、キモいだけ。
いわゆる支配者層なんかは大衆煽動の術として、逆張りの法則を上手く利用している。
大衆は順張りの行動することをよく知っているのだ。
「売りたきゃ売るな」を頭に留めておいて、物事を見ると面白い人生の暇つぶしが出来るかもしれない。