「分析とは比較」が分かるだけで優秀な人材になれる
分析とはなにか?それは比較することだ。
これが正しく理解できて、正しく比較できれば、非常に優秀な人材になれる。
Twitterを徘徊していると、本当に酷いぐらいに数字を正しく比較できない輩ばかり。
一般的に優秀とされる医者であってもそうなのだから、本当に笑けてくる。
例えばこれとか。
このイスラエルの感染者(本当はただのPCR検査陽性者数だけど)の推移グラフだけを見れば、たしかに素晴らしい結果が出ているように思える。
しかし、数字というのは比較して初めて意味をなす。
「日本も早くこうなりたい」というが、本当にそうなのか?と、疑問に思えるかは分析の素質としては非常に重要なのだ。そう思えないと分析が始まらないので。
イスラエルの人口は888万人。これは大阪府(882万人)と同じぐらいの人口だ。
イスラエルの累計感染者数は83.1万人。人口のおよそ10%が新型コロナに感染している。死者数は6000人程度で人口の0.72%。直近の新規感染者数は500〜600人ぐらい。高齢化率は12%程度だ。
日本は累計感染者数46万人。人口のおよそ0.38%が感染している。死者数は9000人程度で人口の0.0075%。直近の新規感染者数は2000人ぐらい。高齢化率は28%で世界一位。
では、イスラエルの感染状況を日本に直してみるとどうなるのだろうか?
日本の累計感染者約は約1200万人。死者数は86万4000人。直近の感染者数は7000人程度で推移。ピーク時は7万人ぐらい。高齢化率が高い日本では、もっと死者数が多いかもしれない。
イスラエルの様になっていいのか?
本当にワクチンに効果があるといえるのか?
ちなみにこういう数字を示さずに話す論外な奴も多い。
リプ欄とかは果てしなく無能な奴らしかいないので、正しい分析が出来るだけで非常に優秀な人になれるのは間違いない。