人生は暇つぶし

人間の一生はただの暇つぶし。どうせ暇つぶしするなら、より楽しく、面白くすれば幸せ!そんな暇つぶしのための「心技体」をシェアしているブログ。毎朝8時更新!

私が見てきた「活躍できない人」の特徴

f:id:ryoyoshida:20210606233041j:image

私が勤めている企業には「こいつマジか」って思うぐらいレベルの低い人がそこそこいる。

そういった人たちは活躍できないままに転職するかして消えていく。

そういった人たちが人として悪い人というわけではなく、できれば皆んなが活躍すればそれに越した事はない。

 

でも、会社は学校ではないので、教育することが本質ではない。

それに活躍する人は、教育されなくても自分で勝手に学んで、どんどん成長していく。

 

この差は一体なんなのか?

どうすれば「活躍できない人」を減らせるのか?

私は好奇心もあって考えていた。

 

そうすると数ある書籍や、人から話を聞いていくなかで「活躍できない人」の特徴がわかってきた。

 

 

知識→目的→手段

「活躍する」ということをひとつの行為と考えると、それは「知識・目的・手段」に分解できる。

適切な手段を選び、ハイレベルに実践できるか?

ハイレベルに実践できても、そもそも目指している目的・目標・ビジョンは間違えていないのか?

正しい目的を設定するための知識はあるのか?

これがすべてできていれば「活躍できる人」だし、何かが欠けていると「活躍できない人」になる。

 

幅広い基礎知識がない

幅広い基礎知識が無くて、こけている人が多い。

恐らく活躍できない人の9割はこれではないだろうか。

興味の範囲が小さい。

本を読まない。

人に会わない。

使う言葉が少ない。

色んな事を体験していない。

情報源がテレビや芸能人やSNS

同じコミュニティ、1つのコミュニティだけに属している。

家族や地元の友達、会社の同僚が相談相手。

苦手分野を克服する(凹みを少しでも減らす)努力をしない。

さらには、専門領域の知識すら浅い。

もしくは、専門領域と呼べるものがない。

この状態で社会人になると、相当な努力が必要となる。

 

分析的な思考がない

分析とは比較することだ。

なにかとなにかを比べて、なにが同じで、なにが違うかを見つけていく作業が分析だ。

定性的な分析、定量的な分析どちらも比べる事が本質なのは間違いない。

結果を報告する時や、施策を提案する時に「Aのリンゴは丸でした。終わり。」みたいな人はたくさんいる。

「AのリンゴはBのリンゴに比べて丸かったです。なぜなら、、、」みたいな報告や提案ができる人は分析的な思考がある人だ。

なぜそういった思考ができるのか?

それは幅広い基礎知識があることに加えて、仮説をもって思考する癖があるからだ。

 

仮説が立てられない

仮説を立てるというのは、知識や経験がないと立てられない。

スラムダンク桜木花道のディフェンスがザルなことを海南の牧に分析されていたシーンがある。

桜木花道がなぜディフェンスを出来ないかというと、相手の動きを予測できないから。

なぜ予測できないのかというと経験がないから。

通常ディフェンス側は、相手がどんな動きをするのか、パスか?ドリブルか?シュートか?という予測を経験から判断しているというのだ。

これは間違いなくそうで、仮説思考も同じ事だろう。

知識や経験が無ければ仮説が立てられない。

なので、分析的思考になりようがない。

 

ビジョンがない

幅広い基礎知識がなくて、分析的思考や仮説思考ができない人は、ビジョンが持てない。

どんな人生を歩みたいか?人生の目標はなんなのか?と聞いても、「美味しいものたくさん食べて、欲しいもの手に入れて、結婚して、子ども育てて、幸せに死にたい」といった返事が返ってくるぐらいで、特にこれといったビジョンが無い。

そもそも持ちようもない。

使う側と使われる側。

活躍する人と活躍しない人。

ビジョンがある人とビジョンがない人。

もう考えてもこういう括りになってしまうだろう。

 

行動しない人

そして最後に1番重要な要素。

行動しない人は絶対に活躍する人にはなれない。

なにもしていないので当たり前なのだが、たまに行動しなくても活躍できると思っている人がいるので注意したい。

考え過ぎは良くない。未来は誰にもわからない。失敗するかもしれないし、成功するかもしれない。

とにかくやってみるしかない。

考えてもわかるわけがない。

 

伝える力がない

残念なのは伝える力がない人だ。

知識もあって、分析的思考や仮説思考もあって、よきビジョンもあるのに、他人に伝えられないとかなり損をする。

 

何を言ってるのかわからない。

バカに思われる。

理解を得られない。

協力してもらえない。

 

これほど勿体ない事はない。

論理的に伝えられる。

ストーリーを伝えられる。

文脈を意識できる。

相手の立場・視点になって考えられる。

こういった伝える能力が無い人も多い。

 

 

おわりに

結論、社会人になってからだと遅い。

素地は10代で作られていくものなのだ。