よい偶然を必然的に起こせるか?
"世界レベルでの経済的な危機として、コロナ禍の直前に起きたのは2008年の金融危機でした。これを予測していたナシーム・ニコラス・タレブ氏は、著書『ブラック・スワン』において、予測不可能な状況で「よい偶然」を利用して成果を得るには、試行錯誤を増やすこと、小さな失敗を許容することが重要であると説いています。"
https://sakestreet.com/ja/media/sake-industry-after-corona-virus-pandemic
いつの時代もそうかもしれないが、今は産業革命レベルの革命がものすごい短いスパンでやってきていたり、世界がヒトモノカネ&情報で繋がっていて、まぁまぁ簡単にゴロっとあっという間に変化が起きる時代になった。
これからはより何が起きるか予測不能な時代といっても過言ではない。
そんな時をこれから生きていくにあたって、どうやって手詰まりを起こさないようにするか?は、とてつもなく重要な問いになってくる。
冒頭に紹介した「よい偶然」というのが、その答えの一つではないかと思う。
「たまたま行ったら物凄く重要な人物と出会えて成功した」とか、そういったことは後々振り返ってみるとよくある話。
ただ、それ以上にたまたまやったことが成果に直接的には結びついていないことの方が多い。
もちろん、そんなことはいちいち気にはしていない。だって、たまたまやったことなのだから。
じゃあ、このたまたまやったことで成功する体験を増やそうと思えばどうすればいいかというと、試行錯誤して手数を増やすしかないのだ。
とにかく色々と試してみる。
失敗してもいい。
そうすればたまたまが起きる。
試行錯誤の質が高ければそれは少しでもよい偶然を引き寄せてくる。
たまたま成功するまで、やり続ければいいのだ。