人生は暇つぶし

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生活コストでスキルを磨いている奴には勝てない説

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チンギス・カンはモンゴルの遊牧民の部族を統一し、当時の世界人口の半分を統治する世界帝国という人類最大規模の帝国を作り上げた。

 

彼らがそこまで強かった理由として1つとして、騎馬に長けていたことが挙げられる。

遊牧民は馬に乗るのが生活で必須になっているので、全員が乗馬できた。子どもの頃から鍛えられていた。

なので、普通ではできないような手放しで馬を操れたりもしたので、弓矢を馬に乗りながら使えた。

 

農耕牧畜民はというと、馬に乗るのは特別な訓練を受けなくてはいけなかったし、馬を飼うのに餌代や場所や世話人などのものすごいコストが必要だったのでお金持ちにしか飼えなかった。

 

全員が騎馬兵の軍隊に対して一部しか騎馬兵になれなかった軍隊。さらには騎馬術が圧倒的に長けていたとなれば、とてもじゃないけど勝てやしなかったのだ。

 

遊牧民は生活コストで騎馬術を手に入れられた。

農耕牧畜民は生活コスト+@で騎馬術のためにコストを払わなければいけなかった。

この差は物凄く大きいということだ。

 

例えば、言語でもネイティブと同等の言語力を第二言語話者が手に入れようと思えば、物凄いコストを払わなければいけない。

ラソンだと、アフリカの選手でも特にケニアの選手が強いのは生まれながら育ってきた環境にあるわけだ。

CNN.co.jp : ケニアの選手はなぜマラソンに強いのか、その秘密を探る

 

これらと同じようなことはいくらでもある。

生活コスト同然でスキルを磨いていたり、基礎知識を学んでいたり、能力を高めていると、ついでにやってる奴では勝てなくなる。

 

大人になってからでも、新しいスキルを身につけたいとかって考える人は多い。

なにかを学ぼうとする時に、大人はある意味ズルいし、保険をかけてしまうので、+@でやってしまいがちだ。

で、結局は中途半端なものとなって、搾取されて終わりなんてことが本当に多い。

 

新しいスキルを習得して、活躍する!とか、キャリアアップする!というのであれば、それを生活の一部に取り込んでしまう(無いと生活できない)ようにしないと、相当なコストを支払わないと結局大した結果が出ないままに終わってしまう。

 

才能や血統や運や経済力。それもあるだろうが、そんなの無くても生活の一部にしてしまえばその辺の奴等に負けることは無いだろう。

 

生まれた時から電流浴びる。

それぐらいの環境を用意してみよう。