ルールがある中で幅を持たせられるのが実力の証
もしサッカーにルールがなかったら?
もし野球にルールがなかったら?
それは死ぬほどつまらんスポーツだろう。
もはやスポーツかどうかすらわからん。
ルールがあるからこそ、その制限の中でより良く、より自由に、より上手くできる様になろうとする。だから、技術を磨けるわけだ。
もしルールが無ければ技術を磨く必要もない。そうすると一気に面白味が無くなってしまう。
料理もそれと同じ。日本料理なら日本料理の、鮨なら鮨の、フランス料理ならフランス料理のルールがある。そのルールのなかでより美味く作ろうとするから、技術が磨かれていく。技術が磨かれていくから、ルールの中でも幅を持たせて料理を作ることができる。
仕事もそうだろう。仕事にも色んなルールがある。社会的な制約から、社内のつまらんルールまで色々とある。何の意味もない慣習化しているクソみたいなルールは無くてもいいのかもしれないが、逸脱できないものもある。ブランドイメージであったり、ユーザーファーストであったり、社会的なモラルであったり、使える金であったり。
そういった制約がある中でも、できる限り遊び心をもって、誰よりも幅を持たせて仕事をできる奴は、間違いなく実力者だ。
誰も思いつかなかったことや、できなかったことを成果としてあげていける奴は、ルールがある中でも、どうすればより良くしていけるかを真剣に考え、鍛錬を積んで、仕事に取り組んでいるのだろう。
人生の暇つぶしにもルールがあると磨きがかかって面白い。