人生は暇つぶし

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思考力の基本は因数分解にある

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因数分解とは中学3年生の数学で習うもので、ある式を掛け算の式に変形させることをいう。(めちゃくちゃ簡単に言うと)

例えば、15+20は5*3+5*4という式に変形できる。
この式は5(3+4)に変形できて、これを因数分解したという。

で、15を分解すると5と3に分けることができるし、20は5と4に分けることができる。
わけた2つの要素の掛け算で元の数字を説明できる。
5*3=15になるし、5*4=20になる。

実は、物事が2つ以上の掛け算で説明できることは数学以外でもたくさんある。
例えば、レストランの売り上げは、"客数*客単価"で説明できる。
頭の良さはもしかしたら、"知覚*思考"で説明ができるかもしれない。

じゃあ、知覚はというと、"基礎知識(視覚+聴覚+嗅覚+味覚+触覚)"で説明できるかもしれない。
そして、思考は、"俯瞰力*因数分解力*比較力*創造力"なのかもしれない。

私たちはこんな風に、知覚したものを全体的に捉えた後に、因数分解してどんな要素でそれが構成されているのかを理解していこうとしている。
この時にしっかりと因数分解できればインプットの精度は高まる。より正確にそのものを認識できているのだから。
間違った要素で分解されていたり、分解の階層が浅かったりすると、インプットが粗くなってしまう。なので、アウトプットも精度を欠いたものになってしまう。

どれだけ正確に、より早く、より深く因数分解できるかは、数学と同じで何度も繰り返しおこなうトレーニングが物を言う。

因数分解する時の方法(フレームワーク)やルールもあったりするので、それはまた続きで書こうと思う。

最後に、

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ドラえもん因数分解するとこうなるという意味では中々秀逸な解答で面白い。